全社向けにスクラム勉強会を開催しました!

全社向けにスクラム勉強会を開催しました!

エンペイというスタートアップでテックリード兼スクラムマスターをしているNaoyaです。

先日、全社向けにスクラム勉強会を開催しました。この記事はそのレポートです!

なぜやったか

ある日、社内の営業メンバーからこんな話を受けました。

「エンジニアチームって、スクラムってのをやってるんですか?どういう手法なんですか?営業にも活かせないかな、と気になっています。」

はぁ〜〜素敵〜〜😭

営業の方が開発の仕事のやり方とかその手法に興味を示してくれている時点で素敵〜〜😭😭

と思ったのと同時に、これはきちんと開発の進め方を社内に共有せねばならないなと思いました。共有し、理解してもらうことができれば、

  • スクラムの考え方をプロダクト開発以外の職種でも活かせるかもしれない
  • ストーリーポイント、ベロシティといった概念を社内で浸透させ、開発フローを皆に知ってもらえればコミュニケーションが円滑になる

といったことが期待できると思ったからです。私はその日のうちにスクラム勉強会の予定をGoogleカレンダーに登録したのでした...!!!

カレンダー登録直後にSlackで宣伝したときのようす
カレンダー登録直後にSlackで宣伝したときのようす

やったこと

当日は私から、営業/CSのメンバーを含めた全社に向けて、勉強会を実施しました。勉強会では

  • スクラムとは何か、どのような手法か
  • エンペイでは具体的にどのように運用しているか

について詳しく説明しました。

勉強会で使った資料。エンペイでは、社内向け資料はコスト削減のため非プレゼンテーション形式推奨です😏 
スクラム画像の引用元:

タスクの工数見積についてはかなり興味を持って聞いていただけたようで、

  • 人間は絶対的な判断より相対的な判断が得意なこと
  • それを利用してストーリーポイントという概念を使ってタスクの見積もりを行っていること
  • 実装予定日は、チームのベロシティが算出できればそこから推測できること

を説明しました。

その他にも、

  • タスクに人をアサインせず、チームで協力して仕事を進めていること
  • 振り返りを行って着実に改善を進めていること

などを説明しました。

やってみて

当日は質問もたくさん出て非常に盛り上がった会となりました!終了後も多くの方からフィードバックがありました👍

また、開発案件それぞれについてポイントを見積もり、優先度によってバックログを整理し、上から消化していっているという基本のフローを理解してもらったことで、開発から実装予定時期を話したときの、営業/CSの方々の納得感が増したのではないかなと個人的には感じています😊

当日出た質問の例

- プロダクトバックログとスプリントバックログの違いは時間軸(期間)の違いのみか?
- スクラムを行っていく際にメンバーのスキルセットに差がある場合、
  特定の人にタスクが偏ることは起きないか?起きた時に問題と捉えるか?
- 問題を見つけた時に、それを課題に昇華させるのは誰の役割かスクラムでは決まっているのか?
- スクラムマスター1人で1つのスクラムを回していくのか?複数回すこともあるのか?

終了後のフィードバック

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幸福度が高い方がパフォーマンスが高まることや、どのように不確実性と戦うかというところも響いたようで、非常に充実した会となりました😎

スクラムを導入するとなった際に主たる関係者である開発者に対してどのようなものかを説明することはよくあると思うのですが、ステークホルダーである営業やCSの方に対しても行うことは少ないのではないでしょうか。そしてそれに対して主体的に皆が参加してパフォーマンスを上げようとしている姿勢は、まだこの会社にジョインして3ヶ月程度しか経っていない私からすると、素晴らしい会社だなと思わせてくれる良いエピソードでした✌️

We're hiring!

👆で書きましたが、現時点(2021/08/12)で私も3ヶ月程度しか働いていませんが、このような雰囲気とフルリモートという環境も相まってかなり快適な職場だと思っています😊ご興味がある方は、以下のリンクからご応募いただくか、または私のTwitterのDMでも良いのでご連絡いただければと思います💨