強い人がたくさんいる事業企画ポジションでの生存戦略 前編

強い人がたくさんいる事業企画ポジションでの生存戦略 前編

皆さんこんにちは、エンペイで事業企画をやっている袴田と申します。

エンペイは、世界的にも非常にHotな領域であるfintech × SaaSの領域で事業を興しており、様々展開を検討している中ですが、現在は「やさしいフィンテックを。」をMissionに、教育施設を主なターゲットとした集金DXサービスを行なっています。

前編では、事業企画とは?・事業企画職のマーケット感について、後編ではそこで生き残るための自分が行ってきた戦略とエンペイにおける事業企画キャリアについて書いています。

こちらは前編で、後編はこちらからご覧いただけます。

簡単に自己紹介

29歳 仙台住みフルリモート エンペイには1人目事業企画としてジョイン

  • 大学:体育会所属。インターンという言葉を4年生になってようやく知るというビジネスレベル
  • 1社目:ENEOS株式会社 人事
  • 2社目:株式会社リクルート 営業
  • 3社目:株式会社ハウテレビジョン 事業開発 兼 エンプラセールス 兼 事業企画
  • 4社目:株式会社エンペイ 事業企画 

目次

1. 出遅れたけれど、この領域で生き残りたい! → 前編

2. 戦う場所を知る (事業企画職とは) → 前編

3. 戦う相手を知る → 前編

4. ポジショニングとキャリア戦略を描く → 後編

5. エンペイで事業企画のキャリアを描く → 後編

出遅れたけれど、この領域で生き残りたい!

私は今、スタートアップの事業企画(BizDevと呼んでいる人もいる)を担当しているのですが、このポジションは社内外問わず、ビジネスお化けみたいな人がたくさんいらっしゃいます。

特に近年は、スタートアップがポストコンサルキャリアの大きな候補として展開されたため、以前にもまして、この傾向が助長されたように感じます。

そもそも、事業企画という職種の定義はかなり曖昧で、組織によっての定義も異なります。

個人的には、役割の名前よりも、組織が何を求めていて、自分は何者で何をMissionとしていくのか自体の定義を揃えるのが大事かなと思っており、今回の記事における事業企画は総じて下記のような領域と事前定義します。

下記の引用内では、BizDevという職種の話がされていますが、私はまさに事業企画というポジションこそ、この言葉が当てはまると感じました。細かい話は次章で記載します。

個人的には、BizDevの定義は、事業を成長させていくときに、エンジニアではないアプローチで貢献していくこと全般だと考えています。

この記事では、学生時代は体育会で部活だけをひたすら頑張り、ビジネスに興味がなかったのでとりあえず大手インフラに入り、突然焦って第二新卒で転職をしたような人間が激戦区ポジションで生き残るために考えてきたことをつらつら書き、その戦いの果てで、どのようにfintechスタートアップ”エンペイ”にたどり着いたかということを記していきます。

想定読者

  • ポストコンサルキャリアの一候補としてスタートアップの事業企画/BizDevに興味がある方
  • → ご自身の強みを再確認して、チャレンジの自信につなげてほしい。エンペイにも応募してほしい。

  • 自分と同じように、特殊訓練は受けてこなかったけど、事業企画/BizDevとして生きていきたい方
  • → こんな考え方もあるんだと参考にしてほしい。そして、エンペイにも応募してほしい。

  • スタートアップ転職に興味のある方
  • → そのままエンペイに応募してほしい

  • ビジネスマンとして成長したいという若手の方
  • → そのままエンペイに応募してほしい

カジュアル面談もやっています!

戦う場所を知る

事業企画 は「グロースできそうな気がするからヨシ!」と言う仕事ではない

仕事をする上で、競合調査やプロダクトの精査も必要ですが、そのマーケットを知ることが何よりも大切なのは言うまでもありません。

今回の話も同じで、戦うマーケット=場所を確認するのが私の第一歩目でした。

上記引用から、事業企画を「事業を成長させていくときに、エンジニアではないアプローチで貢献していくこと全般」という言葉で表現しましたが、これだと流石に抽象的すぎて、「よくわからんけど、グロースできそうな気がするからヨシ!」的な発想で仕事をするヤバげな人になります。

なので、もう一段深ぼってみます。

「グロースさせる」ってつまり何?

よくよく考えると、一番抽象的な言葉は「事業をグロースさせる(=事業を成長させる)」だと思います。

グロースや成長って売上の最大化のことを指すのでしょうか?

短期的に見ると、そのように見えるかもしれませんが、自分は中長期的なROA(Return on Assets)の最大化と考えています。(もちろん諸説あります)

ROAは超平たく言うと、自社資産を使ってどれだけ利益を生み出しているかという指標のことで、資産を投下して売上を生み出す → その売上から利益を抽出するというビジネスの流れも表現できます。(勝手にできると思っています)

言い換えると、前者は事業の生産性と効率性、後者は事業の収益性を指します。

つまり、事業企画は

  1. 事業の生産性と効率性を向上させ、売上を最大化する
  2. 最大化した売上の収益性を向上させ、利益を最大化する

ために、エンジニアではないアプローチで貢献していくこと全般

という定義になるのではないかと私は考えています。

変数を探し、変数を変えにいくのが事業企画

事業家の方などが、「事業の変数を変える」と話されているのを見たことはありませんか?

変数、つまりは生産性や効率性、収益性に影響を与える「外部的な作用で変えられる」「何か」を探し、変えにいくことがまさに事業企画の仕事です。

事業企画やBizDevという仕事はやっている仕事が広範囲に及ぶことから「なんでも屋」という位置付けになりやすいですが、企業によって変えるべき変数の優先順位は異なるため、なんでもやっているのではなく、優先順位の高い変数が時々によって変わりそれに順応しているというのが正しいところだと思います。

戦う相手を知る

最近の若手強くね? 問題

最近の若者はなっとらん!!」というセリフはドラマの中でしか聞いたことがなく、実際にはプロフェッショナルファームに入社する学生が激増していたり、スタートアップに20代前半で入ってバリバリやっていたり、転職が当たり前の世の中になって実力をつけようとする人が増えたりと、若い人やたら戦闘力高くね?これじゃ生き残れん・・・と思うことばかりでございます。

実際にエンペイでも、高学歴高身長イケメン日本最大手金融機関出身(オマケに性格も良い)というスペックお化けみたいな若手社員もおり、ひしひしと若手の強さに脅かされる日々です。

つまり何が言いたいかというと、自分のようにスタート出遅れてしまった人間は、その競合ひしめく環境下で生き抜くために、戦略と絶えまぬ努力が必要なのだということです。

件のセールスメンバー。強い・・・ 

事業企画ポジションの求人を見て、仮想ライバルをイメージしてみる

自分は人材業界にいたこともあり、リサーチを行う際の求人の有用性は訴えたいところがあります。

実際に、今回の「事業企画ポジションで生き残っていく」というテーマは、このような求人が出している企業から、ぜひうちに来てほしいと言ってもらえる人材になるということも含まれています。

本当はn数を増やし、本当に有用だよ、数値にバイアスはかかってないよということも示したいのですが、ちょっと面倒大変そうだったので、軽く見てみて引っかかった要件を書いてみます。

  • コンサルティングファームでの就業経験
  • プロジェクトマネジメントの経験
  • 事業計画の策定経験
  • 事業企画ではなくとも、経営企画や新規事業立案の経験がある方
  • データ分析やCRM・MAなどのシステム構築等の経験

なんとなくの予想通りでしたが、プロフェッショナルファーム出身者が強そうな要件が多いですね。これは上記の「戦う場所を知る」で記載した通り、事業企画のMissionにおいて、経験が直結する可能性が高いという判断からでしょう。

コンサルもどきになるな! 真のコンサル出身者は超強い

別に事例はないんですけど、事業企画はその仕事の性質から「コンサル出身者(特に戦コン)」に憧れを持つか、張り合うかのどちらかのケースで失敗する方が多いんじゃないかと超勝手に思っています。

自分は過去、人材系の会社で日系・外資問わず戦略ファームの担当をさせていただいていたので、若手の方からパートナーの方まで幅広くお会いさせていただきましたが、まぁお話にならないほどすごい。

頭が良くて物事を構造化することが得意なのはもちろん、諸々のポータブルスキル、知識、コミュ力・・と列挙しきれません。おまけに、昔はよく言われていた「コンサルは机上の空論を作るだけ」というアンチコメントも、近年のコンサルは実働も考慮&請け負う戦略が当たり前になっており、グウの音もでません。

そんな特殊訓練を受けてきた人たちと同じ土俵で戦うことは、「草野球の4番がホームランバッターと称してプロ野球に殴り込み」と同じことです。

メンバーからもなんやこいつと思われ、真の意味での机上の空論を爆誕させ、触ってはいけない変数に触ってしまい、事業もうまくいかないという本末転倒になりかねません。

自分の上司。コンサル出身でサイヤ人ばりに仕事できる。Meetyで探すと、ほとんどの画像で顔が見切れている。
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