3つの未経験【リモート/教育業界/SaaS】と向き合った半年間を振り返って

3つの未経験【リモート/教育業界/SaaS】と向き合った半年間を振り返って

こんにちは!

23年6月からfield sales(商談~成約までを担当)としてエンペイに入社した菊池です。

入社して約半年が過ぎ、少しずつ仕事にも慣れてきたところです。

本記事では3つの未経験【リモートワーク、教育業界、無形商材の営業(SaaS sales)】を通じて、僕自身が率直に感じたことをお伝えしていきます!

  • エンペイってどんな会社か知りたい
  • リモートワーク未経験だけど、ついていけるか不安
  • 家族との時間も大切にしたいけど、実現できるのかな?

などを知りたい方には、イメージの解像度を上げられるのではないでしょうか!

また、内容をお伝えする前に、簡単に僕の経歴を共有させていただきます!

💡
・年齢は34歳(社内の平均年齢では、少し上の部類) ・前職は有形商材の営業職 ・家族構成は妻と子ども2人(娘:3歳、息子:まもなく1歳)

今振り返ってみると、不安を抱えた状態で入社したというのが本音ですが、非常に学びの多い半年間でした。

ありのままに書いていますので、ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。

それでは、いきましょう!

そもそもenpayやkoufuri+って、だれのどのような悩みを解決するのか?

エンペイという会社が存在する理由にもつながりますが、そもそもenpay(エンペイ)やkoufuri+(コウフリプラス)はなぜ生まれたのでしょうか?

皆さんにエンペイの魅力を知ってもらうきっかけとして、だれがどのような悩みを抱えているのかを表にまとめてみました!

だれ?
どのような悩みを抱えてる?
具体的には?
教育機関 例)保育園、幼稚園で小・中学校などで働く【保育士さんや先生】
・現金集金の手間やリスク ・口座振替の不便さやイレギュラー対応
【現金集金の一例】 ・集金袋を人数分配布する ・数百人から集めた現金を数える ・銀行へ大金を持って入金するリスク 【口座振替の一例】 ・口座登録用紙を配布する手間 ・引き落とし結果の確認作業 ・引き落とし不能があった場合の催促
教育機関に子どもを通わせている【保護者】
・現金を準備する手間 ・現金を扱うリスク ・口座登録で銀行に行く手間 ・入金忘れで引き落としできないリスク
【現金集金の一例】 ・お釣りが出ないように小銭を準備する手間 ・子どものカバンに現金を入れるリスク 【口座振替の一例】 ・口座登録のためだけに銀行に訪問する ・給与口座じゃない場合は毎月入金する ・引き落とし不能で先生から催促を受ける

上記はほんの一例ですが、両者にとって多くの【悩み=不便さ】が残っているのが現状です。

特に集金する側である保育園で働く保育士さんや学校の先生が、目まぐるしい業務の合間を縫って、集金業務を行っています。

僕自身、子どもを保育園に毎日送っているため、保育士さんの大変さは身に染みて感じています。

例えば、

  • 子どもと手をつなぎつつ、背中に泣いている子どもを抱っこしている状態で、保護者からの連絡をタブレットで確認している
  • 季節やイベントごとに飾りつけを手作りしている(例:ひな祭り、夏祭り、父の日、母の日、ハロウィン、クリスマス)
  • 登降園時は混雑するため、保護者と保育士さんが話せる時間は30秒~1分程度

などが挙げられます。

他人の子どもを預かるという重大な責任を負っている中で、さらにお金に対する責任も負うのは、さすがに負担が多すぎると思いませんか……?

テクノロジーの力で、教育業界にまつわるお金の現状を変えていきたい!

こうした想いから、enpayが誕生しました!

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そして23年4月。

口座振替をベースとしたkoufuri+(コウフリプラス)もリリース!

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両サービスのリリースによって、現金完全ゼロや集金業務の圧倒的な効率化、保護者の利便性の大幅UPが実現可能となりました!

エンペイという会社の魅力

僕自身の主観になりますが、エンペイの魅力は【自分のペースで挑戦させてもらいつつ、成長を後押ししてくれるところ】だと感じています。

具体的には、3つ挙げられます。

  • 1つ目:働くペースを決められる
  • 2つ目:自分のペースで挑戦できる
  • 3つ目:相手を否定せず、挑戦をサポートする文化が形成されている

一つずつ、詳細をお伝えしますね!

働くペースを決められる

エンペイはフルリモート&フルフレックスのため、仕事と家族時間とのバランスが取りやすいです。

急にライフワークバランスの話になってしまって大変恐縮ですが、エンペイという会社の魅力を語る上で、仕事と家族時間とのバランスが取れることはぜったいに外せません。

僕には3歳の娘がいるのですが、フルリモートで仕事ができるため、保育園の送り迎えなどを妻と分担することができます。

さらにフルフレックスによって働く時間も融通が利くため、発熱などで保育園から呼び出しがあった際、即座に中抜けが可能です。

妻が通勤必須のため、急な呼び出しに対応できる環境が整っていることは、共働きしている我が家にとって、非常にありがたいことです。

また、エンペイに入社できてよかったと感じたエピソードとして、娘が保育園に行く直前、急にジグソーパズルをやりたいと言い出しました。

/ え!?今から!? 8時30分を過ぎようとしているのに……。

通勤が必須の場合、子どもに我慢させることしか選択肢はありません。

でも、エンペイの働きやすさのおかげで、ジグソーパズルをやらせてあげることができたんです!

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結果として、娘一人でジグソーパズルを完成させることができました!

子どもの成長を願う親にとって、こんなに嬉しいことはありません……。

(ちなみに、そのあと娘を抱っこして保育園へダッシュしたのは言うまでもありませんが……。)

我が家の想いとして、子どもと過ごす時間をなるべく確保したいと考えていました。

狙っていたわけではありませんが一つの願いが叶ったことに対して、エンペイには今でも本当に感謝しています。

自分のペースで挑戦できる

エンペイは働き方だけではなく、仕事への取り組み方も魅力的です。

理由は、自分のペースで挑戦させてくれるからです。

入社前のスタートアップのイメージは、高いハードルを設定されて必死についてくるよう指示される印象でした。

もちろんエンペイもスタートアップの会社であるので、売上目標に対してスピード感を持って取り組むことに違いはありません。

ただし、売上目標に対しての行動計画を自ら立て、行動することに重きを置いています。

リーダー(上司)はあくまで壁打ち相手であり、目標に対して何をどのようにするかの意思決定は自分自身にあります。

結果として目標を達成できなかったとしても、

  • できたことはなにか
  • なぜ未達だったのか
  • 次はどうしていくか

など、次に生かせるようにアプローチしてくれます。

自分の意思を尊重してくれるからこそ、モチベーションが下がることなく、意欲的に取り組めていると感じています。

相手を否定せず、挑戦をサポートする文化が形成されている

2つ目に関連することですが、自分で決めたことが遠回りであったり、間違っている場合もあります。

しかしエンペイでは、失敗や遠回りを歓迎しメンバーの意思決定を尊重する文化があります。

嘘偽りない話なのですが、入社してから一度も自分の考えを否定されたことはありません。

リーダーをはじめ、メンバー全員が【I(アイ)メッセージ=私はこう思う】と伝える文化が形成されています。

僕自身、Iメッセージで伝えるよう指示されたことはありませんが、気持ちよくコミュニケーションが取れるので、自然と身につけることができました。

気持ちよくコミュニケーションが取れる土台があるからこそ、フルリモートでもスピード感を持って業務が進んでいくのだと感じています。

未経験からの入社で大変だったこと

前述のとおり、僕個人の意見ではありますが、エンペイは非常に魅力的な会社だとお伝えしました。

では、大変なことがなかったのかというと、そうではありません。

未経験からの入社で大変だったことが、2つあります。

  • リモートワークについて
  • 前職との営業の違いについて

リモートワークについて

1つ目に大変だったことは、リモートワークです。

前職では完全出社であったので、リモートワークは初めての経験でした。

一番むずかしいと感じた点は、テキストで分かりやすく自分の意図を伝えることです。

出社していれば気軽に話しかけることができるので、口調や擬音でニュアンスを伝えることが可能です。

しかし、Slackでやり取りする上では、口頭よりも端的にわかりやすくテキストで記載する必要があります。

入社して間もない頃は一つの疑問を解消するのに、テキストでのやり取りを3~4往復してしまうこともありました。

/ どうやったら、改善できるだろう。 他の人は、どのように伝えているのだろうか? \

など、自分で考えて修正していきました。

結果として質問の型を作って書き込むようにしたところ、1往復で解決できるようになりました。

ただし案件によって、どうしても口頭で伝えたい場合もでてきます。

社内で声がけするように直接相談をしたい場合は、gather(ギャザー)と呼ばれるバーチャルオフィスで声をかけることができます!

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画像のように、gatherとテキストコミュニケーションをうまく使い分けることで、リモートワークであっても大きなストレスなく、業務を行うことができています。

前職との営業の違いについて

2つ目に大変だったことは、営業手法やお客様の違いです。

ざっくりですが、前職との違いや大変さを表にまとめてみました。

前職
エンペイ
大変だったこと
商談の場
対面
オンライン
相手の細かな表情がくみ取りづらい そもそも画面OFFで顔が見えない場合があり、声で感情を推測する必要がある
営業先
既存
新規
初対面のお客様に対して、安心感を抱いてもらう どこに不便さを感じているのかを素早く察知する
商材
有形商材
無形商材
見えないものに対して、価値を感じてもらう (=悩みを解決する手段だと納得してもらう)

特に前職では担当エリアが決まっていたため、数年間は同じ担当者ということも多くありました。

月日を重ねれば信頼関係も構築できてきますが、エンペイの場合はそうもいきません。

短い商談時間の中で、営業やサービスに対して安心感や価値を感じていただくかが勝負となります。

もちろん、入社当時は失敗ばかりです(笑)

商談途中にフリーズしてしまい、同席した先輩にサポートしてもらうといった経験しました。

今思い出すだけで、穴に入りたくなるくらいの恥ずかしい思い出です。

早くひとり立ちできるよう、周りのメンバーにはロープレ(商談演習)に何度も付き合っていただきました。

結果として、入社3か月目から一人で商談を回せるようになりました。

根気よく育ててくださったメンバーに対して、本当に感謝しているのと同時に、今後入社される方にとって自分自身が同じような存在になりたいと強く思っています。

さいごに

本記事の執筆を通して入社してからの半年間を振り返り、

  • エンペイという会社の好きなところ
  • 周りのメンバーへの感謝の気持ち

などを再認識でき、とても良い経験になりました。

入社したての頃は商談で頭をフル回転したため、夕方に頭痛が起きてしまうこともしばしば……(笑)

今では1日3~5件の商談も対応できるようになり、入社前よりほんの少しは成長できたのかなと感じています。

ただし、まだまだ営業としてアップデートできる部分は多くあるため、会社と一緒に成長しているような感覚を持っています。

  • 新しい環境で挑戦してみたい
  • 家族との時間も取りつつ、仕事にも熱中したい
  • 社会の役に立つ仕事に就きたい

など、成長できる環境で自分をアップデートしたいと感じている方は、ぜひ一度お話してみませんか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました!