EDIX東京に初出展!準備から振り返りまで

EDIX東京に初出展!準備から振り返りまで

はじめまして、2023年4月にエンペイに入社しました、大原です。

3月から業務委託としてジョインしていましたが、まだ3ヶ月程度しか働いていないのが自分でも信じられないくらい、あっという間に時が過ぎています! そのくらい充実した日々を送っているということですね!!!

入社して最初の大きな仕事のひとつであるオフライン施策「EDIX東京2023への出展」について、準備から開催までやってきたことを振り返り、まとめさせていただきます。

その前に簡単にですが自己紹介を。

名前:大原 瞳 所属:マーケティングチーム 業務内容:コンテンツ制作および集客      例)ウェビナー企画運営、展示会出展、FAX・メール配信など これまでの経歴:新卒時代から合計5年ほど営業(新規〜稼働まで一通り)を経験。 産休/育休を経てマーケティングチームに異動。ウェビナー企画運営を中心に3年ほどBtoBマーケティング業務に携わっています。 ※私の名前で検索いただくと、過去開催したウェビナーがいくつかヒットするかもしれません。チームで年間約400開催(録画放送がメイン)を実施していました。

目次

出展背景

エンペイが向き合っている保育を中心とした教育業界は、まだまだICT化やDXが浸透しているとは言いづらい状況です。

その理由として「園内にインターネット環境やPCなどの端末がない」「園長先生をはじめとする職員の方がICTツールを扱うことが苦手である」などが挙げられます。

そういった「ICTツールとの馴染みがあまりない」業界に向けたサービスということもあり、オフラインの場でお客様と接点を作ることができる展示会という機会は、とても貴重であり重要な施策のひとつです。

エンペイでは昨年度から「保育博」や「チャイルドケア」といったイベントに出展していましたが、当時はマーケティング組織が存在せず、セールスや事業企画のメンバーが申し込みや設営も含めて兼務をしている状態でした。

そんな中、現マーケティングチームのロブさんがジョインし、続いて私も入社が決まったことで、「教育分野 日本最大*の展示会」と言われるEDIX東京に出展することになりました!(私が入社したタイミングでは、すでに出展することが決まっていました!)

※「日本最大」はEDIX東京公式サイトより引用しています

準備したこと

ひとことに「展示会」といっても、その規模によって準備にかかる期間や、制作物も大きく変わります。特に今回、従来出展してきた展示会と大きく異なったのが「ブース施工」が必要だったことです。 ブース施工申し込みの締切1週間前にそのことに気づき、大慌てで施工会社を探すなど、バタバタしました…笑

全体の準備の流れ

全体の準備としては、ざっくりではありますが下記のように進めていきました。

開催2ヶ月以前
装飾品のデザインリニューアル進行 ※大原 入社前 デザインチームと連携し、ブース内に設置するためのタペストリーやロールアップバナーのデザイン制作を進める
開催2ヶ月前
ブース施工会社に発注 運営企業が提供する施工会社に発注できる締め切りがあと1週間、というタイミングでそのことに気づく。運営に発注することもできたがどうも割高の様子。 大慌てでブース施工会社を検討し、パケテンさんに発注。
開催1ヶ月前
タペストリーやパンフレットの発注 パンフレットをいざ発注しようとしたところ、似たようないろんなデータがあることが判明…。デザインチームの田中さんから色々ご提案いただき、なんとかデータ確定。
開催1週間前
参加メンバーでキックオフ 今回の規模の展示会に出るのはエンペイとして初めてということだったので、当日参加いただくメンバーの皆さんに向けて、展示会の趣旨や目的、オペレーションを共有するためのキックオフを実施。

展示会というと、当日ブースでパンフレットを配ったり名刺獲得する業務をイメージされる方も多いかと思いますが、当日までの準備もそれなりにあるのだということを身をもって知りました。

また、デザインチームに装飾物やパンフレットのデータをご準備いただいたり、事務担当の方にオフィスから会場に荷物を発送いただいたりと、他チームの方の協力があってこそです。タイトなスケジュールにもかかわらず一緒に進めていただき、本当に感謝しています。

開催前にキックオフを実施

今回準備の中で特にやってよかったと思うのは「参加メンバーでのキックオフ」です。 過去の自分がそうだったのですが、準備運営から携わっていない場合「当日ブースに行ってどんなふうにお客さんにこえかけしたらいいのか、どうやって名刺交換まですればいいのか」がふわっとした状態で当日を迎えることがありました。(そして、それでもいいかというマインドだったことも。)

せっかくそれなりの金額をかけて展示会に出るのであれば、当日参加いただくメンバーの方にもこの熱意を知ってほしい!そして一緒に目標達成したい!という気持ちから、スライドを用意し共有する会を設けました。

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キックオフでは下記のような内容を共有しました。

  • 展示会の概要
    • 今回出展する展示会はどんなもので、どんな人が来場するのか
    • 展示会出展の目的、目標の共有
  • 当日のオペレーションについて
    • シフト、役割分担の確認
    • 声かけから名刺交換までの流れ
  • 確認事項の共有
    • ブースの位置を確認
    • 持ち物の確認
    • 注意事項を共有(他社ブース撮影NGなど)

そしてキックオフをすることで、下記のようなメリットがあったと思っています!

  • 新たな確認事項があることに気づけた
    • 参加メンバーからの質問や疑問から、当日までに改めて調整や確認が必要なことがあるとわかった。開催後まで課題を放置せずに済んだ。
  • 参加いただくメンバーのモチベーションや期待が高まった
    • 定量的な効果への影響度合いは不明ですが、少なくとも「自分も一員として動こう」という意識が、何もしないよりは高まったのではないかと思っています。
  • 臨時で参加いただくメンバーにも、主旨を伝えやすかった
    • この後の項目でも触れますが、予想していたよりブースの人員配置が足りず、予定していなかったメンバーにも参加いただくことになりました。 その時にこのキックオフの資料を見ていただくことで、事細かに説明せずとも、概要を理解いただいたうえでブースに来てくださるので、効率化できた。

当日の様子

時間によって人の多さは変動するものの、予想以上にブース前で足を止めてくださる来場者さまが多くいらっしゃいました!

下記写真はブース内でミニセミナーを実施したあとの写真です。 賑わっている時間帯は、このくらいの人が常にブース前にいる状態でした。

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当日はエンジニア、デザイナー、人事、ISなど、部署をまたいで協力!

開催前のシフトでは、名刺情報の入力サポートのメンバーも含め、セールスとマーケを中心に1日5名で対応する予定で計画していました。

が、全然人手が足りず、急遽全社に参加を募り、2日目や3日目はエンジニアやデザイナー、人事の方にもご参加いただきました!

また、会場には来ていないインサイドセールスのメンバーの方は、2日目以降からどんどん架電いただき、リード登録作業も並行して進めてくださっていました。

展示会はオフラインでお客様と直接話すことができる貴重な機会とはいえ、ほぼ立ちっぱなしで、知らない人に声をかけ続ける、なかなかハードなイベントでもあります。

それでも様々な部門から「私も行きます!」「必要なら明日も参加します!」と積極的に手を挙げて参加いただいた方も多く、エンペイの全社で目標に向けて一丸となる姿勢が感じられて、改めて素敵な会社の一員になれて嬉しく思いました。

振り返り

私にとってはエンペイ初の展示会運営でしたが、聞くところによると以前はできていなかった取り組みも色々とありました。

大原が入社したことで実施した、初めての取り組み

  • 展示ブース装飾を施工会社に依頼
  • ノベルティを使った名刺獲得施策
  • フロント対応(声掛け担当)からヒアリング担当(セールス)への受け渡しのオペレーション設計
  • 名刺情報読み取りアプリの活用

結果、200%達成!!!

そんな新たな試みや施策の甲斐もあってか、新規リード獲得目標に対して、なんと200%達成という結果になりました👏

振り返りも忘れずに。

開催後には、主に下記カテゴリごとに、よかったことと今後に向けての改善点を整理しました。

  • ブースや装飾
  • パンフレット内容
  • シフトやオペレーション
  • 名刺情報獲得後の流れ

こちらのブログでは詳細は割愛しますが、やはり改善点が多く挙げられました。

ただしそれはネガティブなものではなく、今回やってみたからこそわかったことが多く、今後の展示会でさらに良くしていくための前向きな課題だと思っています。

(当日参加者のみなさんにアンケートでフィードバックを記載してもらいましたが、みなさん、改善点の伝え方がとてもやさしく、人柄の良さを感じられました。)

結果に関しての定量的な振り返りではありませんが、今回の展示会を通して、バリューを意識することの大切さも実感できたことが、私個人としてはとても価値があったと思っています。 入社間もないタイミングではありましたが、キックオフの開催含め「Relationship Design(丁寧に信頼を築く)※バリューのひとつ」を意識して取り組んできたことが、社内の多くの方の協力や目標達成につながったのだと信じています。

エンペイではこのEDIX東京以降も、ほぼ毎月のように様々な展示会・イベントに出展予定です。

  • 6月 EDIX関西
  • 7月 保育博ウエスト 関東ブロック保育研究大会
  • 8月 チャイルドケア 九州保育三団体研究大会福岡市大会
  • 9月 全国青年保育者会議熊本県大会
  • 11月 保育博2023

ここでの結果や振り返りをもとに、次はさらなる運営改善、リード獲得を目指していきたいと思います!

最後に、エンペイでは、コンテンツマーケ、セールス、CS、BizDev、エンジニア、コミュニケーションデザイナーと全職種で積極採用中です。

少しでも興味をお持ちいただけましたら、まずはカジュアル面談でお話させてください!

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