昨日は竹村さんの「リモートでActive Book Dialogue形式の読書会」をやってみたでした。 私も参加させていただきましたが、非常に濃密な時間になったのでおすすめです👍
株式会社エンペイでPMをしている根津です。最近は新規プロダクトの責任者とCX(Customer Experience)のマネージャーもやらせていただいています。
今回はどこの会社でもある程度やられているだろう勉強会について、私が勉強会に対してどう考えているのか、エンペイではどのように運用しているのか記事にさせていただこうと思います。
勉強会実施の心構え
社内外問わず勉強会は非常に盛んに実施されているかと思います。
実際に勉強会を実施することを考えた時にこのようなことを思うことはないでしょうか?
- 「これくらいのことはみんな知ってるからやらなくていいんじゃないか」
- 「その領域の専門家ではないし、社内にもっと詳しい人がいるから私がやることではない。しかも間違ってること言ったら恥ずかしい」
- 「独学で十分習得することができるからわざわざ勉強会を実施するほどではないな」
実際私も過去に勉強会を開催しようか検討した際にこのように思って結局やらずに終わったこともありました。
しかし、ある時メンバーと雑談で話してる時に、意外とみんな知ってると思ってたことが余り知らなかったり、雰囲気はわかるけど細かいところはよくわからないということがあるなと感じました。
特にエンペイのようなスタートアップではこれまでのバックボーンが異なる人が集まっているためそれぞれ知っている領域に差があると感じています。そのような凸凹の知識レベルを勉強会を通じて底上げすることができれば組織として非常に強いものになるのではないかと思っております。
また、勉強会は開催する側にもメリットがあると思います。
例えばちょっと勉強して理解してきたことをそのレベルで勉強会実施していいのかと思われるかもしれませんが、それこそがチャンスです。
よく知識を身につけるにはインプットよりアウトプットのほうが大事と言われますが、勉強会を通じてアウトプットすることで自身の知識として定着すると思います。
また、社内の勉強会であれば仮に失敗してもノーダメージです。そこで自分の誤りに気づくことができ正しく知識が定着させられるので、自分より詳しい人がいようと関係なく率先して勉強会を実施するのが良いと思っています。
私の過去の勉強会実施について
私はエンペイに入社してからいくつか勉強会を実施しました。
例えば以下のようなものです。
- 経理勉強会
- インボイス制度勉強会
- 業務フロー図作成トレーニング
- SpreadSheet Tips共有会
これらについて、私は決して専門家ではありません。ただ過去の経歴からこの辺りに少し人より多く触れているので、触れてこなかった人より知っていると思い、自分の知識の再確認も含めて勉強会を実施させていただきました。
例えば過去にエンジニアとして会計領域のシステム開発に携わっていたり、経理業務のアウトソーシングコンサルタントをしていたこともあるので経理勉強会を開催させていただきました。 また、BPM(Business Process Management)のシステムを開発していた経験などから業務フロー図の作成のポイントなどを共有させていただく勉強会も実施させていただきました。
こういった勉強会を通じて、CSが顧客から会計領域の質問をされた時に質問の意図が前よりわかるようになったり、業務フロー図トレーニングを経て営業の提案時に顧客がサービスを導入することでどのような効果があるかフロー図を通してメリットを訴求することができるようになったかなと思っています。
最近の勉強会では顧客の問い合わせ対応を行うSupportチームで、もっと数値分析を行える状態を作りたいと思いSpreadSheetの勉強会も実施しました。その場では私が知らなかった機能をメンバーから教えてもらうことができたので、結果的に主催者である私も勉強になりました。
このように勉強会を開催することで知識を共有することができ、結果的に組織全体の力が底上げすることができると思います。また主催者にとっても知識の定着や勉強会を通じて新たな発見があります。
エンペイでの勉強会運用
エンペイでは勉強会カレンダーと勉強会の資料がまとまっているNotionを運用しています。
そのため、いつどのような勉強会があるか把握することができますし、新しく入った方も過去のアーカイブから勉強会を視聴することができます。
私以外にも様々なメンバーが部署内外問わず勉強会を主体的に企画して運用してくれています。
今後もこの文化を継続し、メンバーの力が底上げされ強い組織を作っていきたいと思います。
まとめ
勉強会ってなるとハードルを感じられる方もいるかと思いますが、文化としてカジュアルに実施できる状態を作るのが大事かなと考えております。
やる側にも受ける側にもメリットのある勉強会、ぜひ皆さんもエンペイの例を参考に勉強会を開催いただければと思います。
明日はQA/Support チームリーダーの鈴木さん(通称Tさん)です。エンペイで幅広く活躍されているエンペイの筋肉Tさんの記事をお楽しみに〜