エンペイ・AWS ワークショップを開催しました!

エンペイ・AWS ワークショップを開催しました!

こんにちは、SREの高木(@tkg_216)です。前回の入社エントリー以来の登場です。

先日、エンペイ向けAWSワークショップをAWS目黒オフィスで実施していただいたので、準備から開催までを振り返っていこうと思います。

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目次

1. 開催のきっかけ

2. ワークショップ準備・テーマ選定

3. 当日の様子・参加者感想

4. まとめ

開催のきっかけ

今回、エンペイ向けにAWS主催のワークショップを実施できることになったきっかけは、今年の4月に開催されたAWS Summit Tokyoです。

久しぶりのオフライン開催となったAWS Summitの初日に参加し、その場でチームを組んで得点を競うAWS JAMへの参加や、EXPOのブースを見て回ったりと、オフラインイベントでしか体験できないようなことを中心に楽しんでいました。

それとは別でAWS Summit開催前にオンライン上で面識のあるAWSの担当営業の方へ挨拶ができたらと思っていて、当日の大混雑やタイトなスケジュールで、お会いするのが難しそうではありましたが、何とかAWS JAM後にお会いすることができました。

現地で立ち話とはなりましたが、オンラインの打ち合わせでは話せなかったエンペイのエンジニア組織やAWSについての課題感等について深く話すことができ、話をしている中で、エンペイとしては、「AWSに関心のあるエンジニアは多いが機会が限定的」であること、AWSの担当チームも「チームとしてのワークショップなどの支援の形を検討中」であるということから

  • トライアルっぽい位置付けならエンペイ向けにワークショップのようなものを開催できそう

と仰っていただくことができ、開催する流れになりました 🎉 (エンペイからは5人くらいは参加できます!!と見栄を張っていました・・・)

ワークショップ準備・テーマ選定

ワークショップのテーマを決めるために、エンペイ内でアンケートを取ったり、AWSの方と打ち合わせをして、テーマを決めました。

エンペイ側でのアンケートを取った際には、”アーキテクチャ・インフラ構成についてディスカッション” や ”進行がゆっくりになるのが懸念” や “講師とサポートのSAの方がいるならハンズオンもいいかも” という意見が上がり、最終的には次の観点を重視してテーマを決めました。

  • エンペイの全サービスでECSを採用しているもののゼロから構築する機会がほぼない
  • 既存サービスのECSは気軽に触りにくい状態になっている
  • SWEもECSについて理解は深められるだけ深めたい

決定したワークショップのテーマは、

  • ECSをゼロベースで構築できるようになる

です。

当日の様子・参加者感想

5人くらいは参加できると見栄を張っていたのですが、実際に募ってみると十数名の参加と予想を遥かに越える参加者がワークショップに参加してくれました!

中でも特筆的なのが、カスタマーサポートからも1名参加表明してくれました。Slack上でAWSに関心があるというのをたまたま見たのでダメ元で声をかけてみたのですが2つ返事で参加すると言っていただけました。

また、職種・職域を超えた領域を学習しようとする風土や、参加を快く後押しするチームの文化があるのが素晴らしいなと思いました☺️

🍗ランチ懇親会

ありがたいことにワークショップ前のランチもしくは夕食を兼ねた懇親会の開催の打診をいただき、参加できる人でランチ懇親会に参加しました!

どんな感じになるかと若干緊張していたところもありましたが、AWSやインフラの会話ばかりになることは全然なく、気軽に話ができる雰囲気で良かったという声も後から聞けたように、お互いの仕事や会社のことやプライベートな話まで和やかな雰囲気で楽しめたかと思います。

(懇親会といえば、メインイベント後というイメージが強かったですが、イベント前にやることでアイスブレーク的な感じになるのかなと少し思いました)

💻ワークショップ

ワークショップ自体は、全体で3時間くらいの時間で次のような流れでした👩‍💻

  • AWSの方からのワークショップイントロダクション、ログインの説明
  • 各自ワーク(実施中、ワークショップの内容問わず自由に質問可能)
  • 追加課題の説明
  • 振り返り

途中、ワークショップ自体がとても分かりやすいものになっていたことと、エンペイの参加者がサクサクと進んだこともあり、追加の課題にもチャレンジすることができました。

会場に、お菓子🍪やコーヒー☕️を用意していただけてありがたかったです。

ハンズオン内容の詳細については割愛しますが、全員が「ECSをゼロから構築する」ということを達成できたのは良かったのではないかと思います🎉

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📝参加してみた感想

自分は参加者と開催者の中間くらいの立場だったので、私ではないワークショップ参加者に感想を伺いましたので、紹介します。

感想:エンジニア・S

ECSのタスク定義からCodePipeLineを使ったCI/CD環境の構築までを網羅的に学習することができました。 実務の中でインフラを見る機会が増えてきた自分にぴったりの内容でした。 ハンズオンの資料が丁寧で、特に詰まることなくスムーズに進めることができました。 分からないことをSolutions Architectの方にその場で質問、キャッチアアップできるのはハンズオンならではだと思うので、次回の開催があればまた参加したいです。 ハンズオン終了後に、Solutions Architectの方にECSタスクのライフサイクルについて相談できたのも良い時間となりました。

感想:エンジニア・S

最近の業務でインフラを触る機会があまりなかったので、基礎的な部分の良いリハビリができました。 ECSコンテナをただ立ち上げるだけでなく、オートスケーリングやパイプラインの構築までコンテンツに含まれていて実践的で良いなと思いました。オートスケーリングの各パラメータの仕様やどうやって設定値を決めればよいかの判断軸など細かい話をAWS社員の方に聞けたのもありがたかったです。

感想:カスタマーサポート・N

プログラミングを少しかじったことがある「非エンジニア」の私でしたが、事前に書籍で用語理解を深めたり、社内で勉強会を実施していただいてから臨んだこともあり、なんとかタスクを進めることができました。 AWSの方にすぐに聞ける環境・雰囲気でしたし、優しく教えていただけたのはありがたかったです。 ワークショップ専用のチャットも用意してくださっていたので、参加者で進捗共有したりして安心して取り組めました。 全く予備知識ゼロで挑むよりは、少し予習していくとより楽しめるのではないかと思います。

実際にAWSの方と話ができて良かったという声や、隣同士で話しながら進められたりしている様子があったりして、普段フルリモートで仕事をしている中では得られない体験ができて良かったと私も思います。

最後に

まずは、エンペイ・AWSワークショップを開催していただき、AWSの方々へ心から感謝申し上げます。参加者のスキル感・経験がばらつきがあったり、前提の情報も少ない中で、快く開催していただきありがとうございました。

今後の開催はどういった形になるかは未定ですが、次回以降も開催する場合は、より絞ったテーマや実際の課題により深くマッチしたテーマで取り組めると良さそうだと感じました。

個人的な感想としては、これからも自分はSREとして継続的にAWSの方とは議論することも多いかと思いますが、テーマや状況によっては、他のメンバーも打ち合わせに同席を誘ったりして議論に巻き込んでいくのもアリなのではないかと感じました。その他、ピンポイントはAWSサービスの相談だけでなく、開発全体やシステム全般についての相談も歓迎と仰ってくださったので、より広く深い話ができるようにしていけたらと感じました。

最後に、エンペイでは、セールス、CS、エンジニア、とあらゆる職種で採用中です。少しでも興味をお持ちいただけましたら、まずはカジュアル面談でお話させてください。

募集職種はこちらからご確認ください。