こんにちは!エンペイ人事の手塚(@tezukapay)です。
遅くなりましたが、3月31日に本社で行った全社イベントの様子をレポートします!
(前回のイベントレポートはこちら)
組織課題やイベントの目的が前回と大きく変わったので、コンテンツも0から企画し直しました。
今回はイベント責任者として設計にも携わったので、企画段階からお話します。
🌱目次
イベントの目的は?企画におけるポイント
スタートアップの半年は取り巻く環境が目まぐるしく変わるので、役員陣1人ずつに現在感じている課題、キックオフで大切にしたい想いをヒアリングしました。大きく感じている課題は同じでしたが、粒度が違ったり、その課題をキックオフで解決するべきかに対しての意見はそれぞれ違いました。
そこでまず草案(たたき台)を作り、ボード会で議論し、イベントの目的やゴールイメージ等、大枠をすり合わせました。その後は他社事例や適したコンテンツを調査し具体的な内容に落とし込み、後はslackベースですり合わせました。
前回のアンケート結果や反省点を踏まえ、大きく変えたポイントは以下です。
- オンラインでできることは省く
- 戦略発表や表彰
- 1日を通して1メッセージに絞る
- アンケートで「○○はできましたか?」→Yes/Noで答えるくらいのメッセージの簡潔さ
- アウトプットにこだわらないグループワークの実施
続いて「イベントのテーマ/メッセージを決める」
半期に一度の機会なのでつい盛りだくさんな内容にしがちですが、”会社についていろいろ知れた良い場だったね”だと時間が経つと何も残っていないことが多く、”○○できたね”の「1メッセージに絞る」ことが大事です。
前回は午前プレゼン、午後グループワークの構成でしたが、戦略プレゼンは重要だが長時間集中しづらくオンラインでできる内容だったので、今回は代表による戦略プレゼンのみに絞りました。
前期の組織課題、大きい組織再編や社内異動のタイミングであることから、今期のテーマを「対話(ダイアローグ)」に決定しました。そこで1日を通して「対話」を意識できるコンテンツに振り切ることにしました。
3つ目のポイントは、アウトプットにこだわらないグループワークを企画しました。
グループワークをするならアウトプットにこだわる派(笑)だったのですが、CTO田野から「対話ルールを作るのは、全員が対話の必要性を感じ、認識をそろえた上で時間をかけて作るべき。今回は対話を意識してもらうためのきっかけ作りで良いのでは」とアドバイスをもらい、ハッとしました。いきなり対話というテーマを発表し、コミュニケーションの基盤となる対話のルールを2-3時間で作ってくださいは無茶ですし良いアウトプットは生まれませんよね。
対話を意識した価値観ワーク
対話の重要性を感じてもらう、対話を意識してもらうグループワークって何をやろう?と対話のスペシャリストやワークショップを調査していたところ、出会ったのが栄前田勝太郎(@katsutaro / 以下カツタロウさん)さんのワークショップに関する記事です。
ぜひ一度お話を伺いたいと思い、いきなりFacebookでメッセージをお送りしたのですが、見ず知らずの人事にも快くお返事くださり、お打ち合わせをさせていただきました。
(左:栄前田勝太郎さん、右:実際のやりとり。お優しい方です、、)
そして偶然にもカツタロウさんは、利用検討していたWevox values cardを使ったワークショップを開催されている方でした・・・!
打ち合わせ後もカツタロウさんに壁打ちさせていただき、今回はオンライン版values cardを用いたグループワークを行いました。
多様性の認識・相互理解を目的に、職種や入社年次をMIXしたチームを作り、仕事をする上で大事にしたい価値観をお題にしました。
ワーク結果は自己紹介ページにも貼ってもらい、新たな入社者や社内異動により同じチームとなったメンバーの価値観を確認できるようにしました。
(右:価値観ワークショップで選んだ5つの価値観は、画像にして保存可能です。あるチームの実際の画像)
他にやったこと
- 前期振り返りと今期戦略プレゼン
- 人事制度発表
- 新チームでのランチ
- みんな大好き!金兵衛のお弁当を今回は魚と肉選べるように🐟🍖
- 有志による勉強会
- エンペイが向き合うマーケットについて、セールスリーダー発案で行ってくれました!
- 嘘あり自己紹介
- ワークのグループは、初対面の人もすでに知り合いの人もいたので、どちらも楽しめるように自己紹介に面白要素を加えました
参加社員の反応
アンケート結果では、イベント満足度95%、ワーク満足度97%と過去一番の満足度が出ました!
ワークに関しては、一緒に働くメンバーの価値観が知れたことへの感想のほか、自分自身の価値観を認識したのでコントロールしていきたいという声がありました。
アンケートの声(一部)
・ この人の仕事のモチベーションなんなんだろうと思っているところで、その方と一緒のチームになり、仕事への想いや価値感を聞けたのが良かった
・ いろんなメンバーとの価値観を共有することができた
・ 自分の価値観が明確になりつつ偏りもあるのでバランスをとって業務推進をしていきたい。
・ 自分の価値観についての理解が深まり、最近実感している自分の操り方を再認識・言語化できてとても良い機会になった。
・ 自分の価値観を整理できたこと。それぞれ価値観は異なるが、それが集結して良い組織になっていることを実感しました。
「対話の大切さを学んだ」「それぞれの価値観の違いを対話できた」と、今期のテーマかつイベントのキーメッセージだった”対話”も浸透していたのでよかったです。
最後に
半年前の前回キックオフイベントから社員数も10名増え、目的もコンテンツも大きく変えての実施となりました。
今期は「対話」といテーマを設けて、テーマに沿ったコンテンツを準備しました。私は前職含めて全社イベントを複数回企画運営してきましたが、今回のイベント企画で
- 組織状態に合った目的とゴールの設定
- 簡潔でわかりやすいメッセージ
- 参加側のイメトレ
は改めて重要だと気付かされました。
(前職で強く意識していた、参加側がシラけないか?のイメトレ。人事施策全てに通じます。サイバーエージェント常務執行役員CHO曽山さんの記事)
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(最後は全員で集合写真!半年に一度しかやる機会がないエンペイの非公式”Pポーズ”・・・)